ぴーちゃん


すこし前に実家の猫がいなくなった。
ずいぶん探したけれど、どこにもいないそう。

ときおりフラリといなくなるタイプの猫ではなかったから、
「あぁ、もうそのときが来たんだな。。」って感じる。

猫は死に際には姿をかくす、と前から聞いていたから。


川原で拾われてきた仔猫のときから19年の時は過ぎ、

最近は、家族が帰省するたびに、
あいさつをするかのように、手を順にペロッとなめにきてた、とか。

「20才まではがんばれよ」と兄が言うと、
なんだか困った顔をしていたらしい。
もう、充分いっしょにいてくれたもんね。


毛むくじゃらで温かく、
ちょっと意地悪で、
むしょうに可愛いぴーちゃん。

実家を離れてからも思い出すたびに
心をほっこりさせてくれた。
これからも同じ。
今はすこし悲しくもなるけれど。

小さな生きものの、かけがえのない存在感。
たとえどんな闇のなかにいても、
思い出したら、心が温かくなる気がするよ。











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